薬学部-インターンシップの種類 | 薬学ねこ

薬学部-インターンシップの種類

薬学部

インターンシップは「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」の2つに分けられます。それぞれのメリットを理解し、目的に合ったインターンシップに参加することが大切です。では、この2つのインターンシップにはどのような特徴があるのでしょうか。

●短期インターンシップ

短期インターンシップは、1日の体験型から1週間前後で行われる職業体験。基本的にはグループワークやセミナーが中心となっていますが、企業や病院によっては実際に簡単な業務を体験させてくれるところもあるようです。

短期インターシップのメリットは、なんといっても参加しやすいこと。そのため、いろいろな企業のインターンシップに参加することができ、日程を工夫すれば何社でも参加することができます。また、薬局、病院、ドラッグストアなど様々な職務形態のインターンシップに参加することで、薬剤師の中でも自分にはどういった職場が向いているのかを確認することができます。自分のやりたいことが決まっていない、適性がよくわからないといった方は短期インターシップに参加し、いろいろな職場に触れてみましょう。

●長期インターンシップ

長期インターンシップは、3か月から1年程度の長期間、企業の一員として実際の業務に携わり社員と同じような業務を行うインターンシップのこと。一年を通して多くの企業が長期インターンシップの募集をしているため、参加する学年はとくに定められてはいません。実務実習や国試対策など、学年があがるにつれ時間を作るのが難しくなっていく薬学生は1~3年生のうちに体験しておくことをおすすめします。 また、長期インターンシップは有給であることがほとんど。自身のよい経験になることはもちろん、収入が得られることは大きなメリットといえるでしょう。やりたい仕事、興味のある企業が明確な方におすすめです。

インターンシップの時期

インターンシップは、企業が募集する時期によって「サマーインターン」「オータム/ウインターインターン」の2つに分けられます。 そのうち、夏休みの時期に開催される「サマーインターン」は秋冬に比べ募集数も多く、多くの企業の職業体験を受けられるチャンスになります。

インターンシップのおおまかなスケジュールは下記の通りですが、企業や病院によりスケジュールが異なりますので、希望する企業や病院の情報はこまめにチェックしておきましょう

募集・エントリー選考実施・参加
サマーインターン5~6月6月末~7月中旬7月中旬~9月
オータム/ウインター
インターン
9月~10月9月~10月年内開催
11月~12月11月~12月1月~2月

インターンシップ参加者は学生全体の約8割といわれていますが、2020年度はコロナウイルス感染症の影響でインターンシップを中止する企業もあり、参加できなかったという学生も見受けられました。

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